Ambassador アンバサダー

Farmer生産者

「華味鳥」に共感し、祖父の代から育てています。

契約農家 青木ブロイラーさま

うちでは現在、16の鶏舎で合計25万羽の「華味鳥」を飼育しています。祖父が「華味鳥」の飼育方針に共感してこの事業を始め、それからずっと「華味鳥」一本です。

エサや飼育環境もトリゼンさんの直営農場とまったく同じで、海藻やハーブのエキスを米糠や大豆粕などと混ぜ合わせた専用のエサを使い、自然光を取り入れた開放鶏舎で平飼いしています。

飼育で一番、気を使うのは鶏舎内の温度ですね。一般的に温度が高くなると鶏にダメージを与えるように思われていますが、実は高過ぎても低過ぎてもダメで、調整を怠ると途端に鶏に元気がなくなります。

特に風の通し方には注意しています。鶏舎は夕日山という山の斜面にあって、風が一定方向に吹くという気象的な特徴があるのですが、風を入れ過ぎると鶏舎内の温度が下がってしまいます。だから、1日に何度も鶏舎内に入ってはその点に気を配り、鶏の状態を観察しています。

シンプルに塩だけで茹でる「塩茹で」がおすすめです。

飼育農家さんはどこも同じだと思いますが、自宅でも自分が育てた鶏はよく食べます。うちのおすすめは「塩茹で」です。文字通り、グツグツ煮えた鍋に骨付きの肉を入れて塩だけで茹でる食べ方です。肉自体、締まりがあるし、旨みが凝縮されているので、こういうシンプルな調理法でも十分おいしいんですよ。塩だけでは物足りないという方はポン酢で食べたり、ウスターソースをかけて食べてもいいですね。

おいしく食べるには、肉をあまり煮込まないのがポイント。鍋がグツグツいっている状態だったら、肉を入れて火が通ったかなというところで取り皿に取り、食べてみてください。煮込み過ぎると、「華味鳥」特有のプリプリ感がなくなってしまうので要注意です。

また、骨からダシが出るので、最後のシメにご飯を入れておじやにしたり、うどんを入れるという楽しみがあります。うちではもっぱら、うどんですが、「華味鳥」のダシがなんともいえない上質の味に仕上げてくれます。

そんな「華味鳥」を私たちは元気に育てることだけを心がけ、飼育に取り組んでいます。みなさんも「華味鳥」を食べて元気になってほしいですね。

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