Ambassador アンバサダー

Farmer生産者

創業は昭和42年、今では年間100万羽を飼育・出荷しています。

契約農家 池田さま

うちの農場は昭和42年(1967)年、父の代から養鶏業を営んでいます。1988年の誕生以来、ずっと九州産「華味鳥」だけを飼育してきました。現在の飼育数は22万羽。25の鶏舎を使い、年間で合計100万羽を飼育・出荷しています。

飼育で一番、気をつけているのは鶏の健康です。エサは「華味鳥」の飼育では必須の海藻やハーブのエキスを米糠や大豆粕などと混ぜ合わせた専用のもの。これが鶏の腸内環境を整えてくれるので元気な鶏に育ちます。言い換えれば、生産性の向上に繋がっているということです。

健康維持でもう一つ大切なのは飼育環境です。鶏はストレスがかかると、元気がなくなってしまいます。こちらも「華味鳥」飼育の必須条件である開放鶏舎を使い、太陽の光や風が入るよう自然に近い環境にし、平飼いしています。

近年、大きな被害を与えている鳥インフルエンザなどがもたらす病気には最大限、気をつけていて、消毒は徹底して行っています。

長年育ててきているので、肉の味には自信を持っています。

「華味鳥」を育ててきているので、うちで食べるのは「華味鳥」だけ。よく、ほかの鶏肉と比べてどうかと聞かれるのですが、ほかの鶏は何十年も食べたことがないのでわかりませんとしか答えられないんです(笑)。ただ、私が健康第一に育てているので、「華味鳥」が一番おいしいと思っています。

うちでは水炊きや唐揚げが多いですね。妻が作るので、料理のコツなどはわかりません(笑)。とはいえ、水炊きに関していえば、切り身ではなく骨付きの肉を使うと骨からも旨みのあるダシがよく出るので、鍋がおいしくなります。だから、骨付き肉を使うこと。これがコツといえばコツでしょうか。本当は「博多華味鳥」というお店で食べるのが一番なんですけれどね。

うちは「華味鳥」を飼育する上で特に変わったことをしているわけではありません。専用の餌と開放鶏舎という点を除けば、ほかの養鶏業者のみなさんと同じ、鶏が健康に育って欲しいと願って作業に当たっているのですが、そこには一生懸命、力を注いでいます。

長年育ててきて肉の味には自信を持っていますので、ぜひたくさん食べてください。